右クリック -> 送るメニュー内の「メール受信者」が機能しない場合の一つの解決方法(Win10、Thunderbird)

Windows には、ファイルを右クリックすることで件のファイルを添付しメールを作成する機能があります。
これはSendTo(下記参照)フォルダに「メール受信者.MAPIMail」という名前のファイルがある場合に限り機能するんですが、何故かファイルがあるのに機能しなくなってしまったり、ファイルが添付されなくなってしまう事があります。
色々やってみたけど直らなくて困っちゃったな!ハァ…ってときに切り口を変えて解決する方法の一つ。

SendToフォルダの呼び出し方
sendtoフォルダは、ファイル名を指定して実行、またはExplorerのアドレス部分に「shell:sendto」と入れる事で呼び出すことができる。
SendTo フォルダの場所「C:\Users\[USER]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」

方法
取り敢えず、OS正規の「メール受信者」機能の復旧は諦めます。
送るメニューは、ファイルをドラッグアンドドロップするのと動作原理が同じことを利用し、ドラッグされたファイルのパスをThunderbirdに渡して添付付きメールの新規作成を行うバッチファイルを作ります。

・SendTo フォルダに移動
・新規作成でテキストファイを作成し、拡張子を「.bat」に変更してバッチファイルの作成。ファイル名は何でも良い。 ex) 添付してメール作成.bat
・バッチファイルを編集して下記プログラムを保存

@echo off

if "%~1"=="" (
echo No arg
pause
exit /b
)

echo %1

start "" "C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe" -compose attachment=%1

あとはファイル右クリック -> 送るメニューに出てくるバッチファイルを選択してテスト。

以上!

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